建築従事者として
- 安藤裕樹
- 3月12日
- 読了時間: 3分
こんにちは!A'styleHOMEの安藤です。
昨日、栃木県小山市で開催されたセミナーに参加してきました。

セミナーには北関東の工務店を中心に、埼玉や東京、福島から参加されている方もいらっしゃいました。
参加している方はほとんどの方がお会いしたことのある方で、セミナーの開始前、休憩中は建築の話で大盛り上がりです(笑)
今回のセミナーでは環境問題、カーボンニュートラルへの意識の変化から始まりました。
建築従事者として、子どもたちの世代に対してしなくてはならないことがたくさんあることを感じました。
住んでからのCO2排出を減らしていくために断熱性、気密性の高い住まいを提供していく事は当然のことです。
それだけでなく、修繕の際や建替えのための解体の際のCO2排出まで考えて住まいづくりをしなくてはならないと感じました。
施工前からCO2を削減することも重要です。資材の製造や工場への輸送などでも多くのCO2が排出されます。
私たちの現場に輸送される際も同じです。可能な限り輸送の回数を減らすことを心がけ、残材が少なくなるよう工夫をしていきたいと思います。

セミナー終了後は恒例の懇親会です(笑)
このセミナーの日は東日本大震災から14年たった3月11日でした。
当時はまだ建築に従事しておらず、サービス業に従事していました。その日は都内にいて、都内でも大きく揺れました。最初はめまいがしているんだと思った私は動くことができず、外を見ると電柱もとなりの建物も揺れており、避難した人たちがそとに出てきたのを見て、私も慌てて外に逃げました。携帯もなかなか繋がらず、家族とも連絡がしばらく取れなく不安だったことを覚えています。
東日本大震災では、津波の被害も大きかったですね。
そして原発事故ですね。最も被害が多かったのではないでしょうか。
建築従事者として、地震などの災害から命を守る住まいづくりを進めることは最低限の義務であります。
これから私たちが勧めていくべき住まいづくりを改めて考えることができた一日でした。
躯体検査と金物検査
セミナーの日の午前中には館林市の現場で躯体検査と金物検査が行われました。

瑕疵保険加入のための躯体検査。構造に関わる柱の位置や筋交いの取付状況の確認を行います。
A'styleHOMEでは躯体検査と同時に金物検査を行っています。
躯体検査同様に柱の位置や筋交いの取付状況も確認しますが、より時間をかけて外周部に張ってある耐力面材の釘のピッチや床下地の釘のピッチなど細かく検査を行います。

どんなにいいものを使ったり、計算上は耐震性能が高くても、しっかりとした施工がされていなくては何の意味もありません。
社内では大工と設計で検査を行いますが、何重もの検査を行うことでより安心した住まいづくりを進めていく事ができると思います。
佐野市の現場では床貼りが終了し、外壁工事も順調に進んでいます!
かなり完成がイメージしやすくなってきました!

A'styleHOMEは群馬県太田市を中心に、高気密、高断熱、高耐震の新築住宅、リフォーム、リノベーションを行っています。
「匠な技術」と「快適な空間」でワクワクする暮らしを一緒に作り上げましょう
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