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作り手の責任

執筆者の写真: 安藤裕樹安藤裕樹

こんにちは!A'styleHOMEの安藤です。


先日、A'styleHOMEの基本仕様である断熱材「ネオマフォーム」の展示場の見学に茨城県に行ってきました。

ここには展示棟と体験棟の2つの建物があります。




展示棟では断熱の重要性や基本知識を学べます。

サッシや換気器具の実験もすることができます。

ネオマフォームを製造する旭化成建材は「快適」を追求しており、その一つである断熱材を提供しているとのことでした。


快適を実現するための要素として、「温度」「湿度」「表面温度」「気流」が住まい側の要素で、「活動状態」「服装」は人体側の要素です。

住まい側の4つの要素を理想の環境にするためには、「断熱」「気密」「換気」「日射取得」「通風」「温度湿度調整」の6つの性能が必要となります。断熱材だけなく、サッシや換気部材、空調設備も重要になります。

その為、展示棟には自社で製造している断熱材のことだけでなく、サッシや換気についても実験や説明をできるようにしているとのことでした。



断熱性能、気密性能を高めてUA値やC値を高めていく事は確かに大切なことです。しかし、数値が良いだけでは快適にはなりません。数値以外にも大切な要素もたくさんあり、快適だと思える環境をつくり上げることが私たち作り手側の責任であると再認識することができました。


体験棟はA'styleHOMEの基本仕様と似ている部分が多くあり、楽しみにしていました。

8年前に建築され、UA値0.2 C値0.12という北海道の基準でも断熱等級7の 超高性能住宅です。それを8年前に建築していたなんて驚きました。

しかし、快適性を追求して計画を進める中で、結果的にこの数値になったとの事でした。

やはり快適を実現するには、高性能は必須なのですね!




床下エアコン、小屋裏エアコンも採用されています。

A'styleHOMEでも基本仕様としているため、色々な話が聞けてとても参考になりました。

自社でもより良くするために検討しなくてはならないことも明確になりました。


外気は13℃でしたが、室内は22~23℃でどこにいても温度差がありません。

サーモグラフィを使いながらいたるところの温度を見ながら見学しましたが、温度差がほとんどありませんでした。壁も床も天井も。正直驚きました。


性能や空調のことだけでなく納まりや施工方法、部材等についても色々と話を聞くことができました。

新たな発見もあり、テンションがあがり帰りの車の中では一人なのににやにやしながら運転をしていました笑


この展示場は誰でも見学することが可能です。茨城県と聞くと少し遠く感じるかもしれませんが、太田市からだと1時間半ほどで到着します。

一生に一度の買い物のための1時間半のドライブはいかがですか?(笑)

見学ご希望の方はお問合せ下さい!



 

佐野市の現場はサッシが取付きました!


昨年12月に上棟した佐野市の現場ではサッシの取付が終了しました。


サッシは基本仕様となっている「エクセルシャノンNS50」です。

今回は私も取付を少し手伝いました。大工の指示に従いながら慎重に作業を進めました。

作業と言っても私ができるのは物を運んだり、工具を取ってあげたりです(笑)

やはりトリプルガラスのサッシは重かったです(笑)

翌日には筋肉痛です(笑)



断熱材の施工も既に終了しており、サッシが取付くと建物内は暖かいです。完成前でも断熱性能を感じることができます。

建築途中の現場の見学もできますので、お気軽にお問合せ下さい。


半日以上大工と一緒に作業をすることで、職人さんの凄さを改めて感じました。

手を動かしながら常に次の作業のことを考え、いかに要領よく正確に施工していくか...

施工力は高性能を実現するためには重要な要素です。施工のことだけでなく、お施主様のこと、次の作業のことを考えながら進める職人さん。これこそが評価されているものづくりの原点なのだと感じました。

職人さんの匠な技術を住まいに取り入れていく事、それもまた私たち作り手側の責任だと改めて認識しました。


作り手の責任を再認識することができた2日間でした。



 

A'styleHOMEは群馬県太田市を中心に、高気密、高断熱、高耐震の新築住宅、リフォーム、リノベーションを行っています。


「匠な技術」と「快適な空間」でワクワクする暮らしを一緒に作り上げましょう



 








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